【柳家】夏編

食日記
スポンサーリンク

✳︎概要
▽住所                                    
岐阜県瑞浪市陶町猿爪573-27

▽Access                                        
駐車場あり                                     
中央線瑞浪駅からタクシーで20分(片道約4000円/台)                  瑞浪駅から無料送迎あり

▽営業時間帯
昼・夜     

▽予約
完全予約制  

==============================      

岐阜県の瑞浪市にある言わずと知れた名店、柳家さんです。ジビエ料理が主で、直近のミシュランでは2つ星、Gault Millau2020では3トックの名店です。10年連続食べログ全国一位を獲得した経歴もあるほど超有名店です。お話を聞くと、東京からのお客さんが過半数を占めているようで、中には秋元康さん、山田孝之さん、渡部さん(佐々木希さんと結婚されてからはなかなか来なくなったらしい)も常連だとか。

SNSで柳家と検索をかけると、まず目にするのは部屋の中心に置かれた囲炉裏と、そこに並ぶ串に刺さったお肉たちだと思います。柳家さんでは、一グループで一つの部屋を貸し切り、そこに焼いてくださる店員さんが付きます。ですので、気の知れた仲間内で囲炉裏を囲み、焼かれていくお肉たちを見ながら、料理を食べ、お酒を飲むことができます。   

そんな有名な柳家さんですが、ここの魅力はやはり先ほども申し上げた通り、ジビエ料理です。具体的には、猪、鹿、熊、鴨などなど様々な動物の様々な部位がでてきます。ジビエという性質上、毎回同じ食材を仕入れることはできないため、同じ時期でも日によって料理の内容が変わります。
ですが、基本的には季節によってテーマは決まっていますので、目的がある場合は季節を狙っていくのがいいと思います。

具体的には、
春:山菜
夏:鮎や鰻
秋:松茸などの木の子
冬(12,1月):熊
冬(2,3月):鴨
といったイメージでいていただけたらいいと思います。
基本的に猪や、鹿はスタンダードで出てくる印象で、それに追加して上記の食材が出てくるといった感じになります。

今回は夏の陣を。


いきなり貫禄のある看板が。

店内に入り、履物を脱いだ後は、それぞれのグループに割り当てられている部屋に案内していただきます。入って玄関の左側にはDRCのロマネコンティなどの空ボトルが置いてあります。テンションしか上がりません。

  
部屋に入ると写真で見た通りの囲炉裏が中心に。着席すると、アルコールなどの飲み物を聞かれますが、メニューがないので、何がありますか、と聞くのがいいと思います。

ワインを飲まれる方はぜひワインを注文してください。ここのワインは原価近い値段でいいワインをボトルで出してくださいます。その季節の料理に合わせて、ブルゴーニュのピノをお任せで出してくださいなどとざっくり言っても、対応してくださるので、逆に間違いないかもしれません。ワインが個人的にかなり好きなので、セラーを拝見させていただいたこともありますが、名だたるボルドー、ブルゴーニュやバローロなどのイタリアワインも数多く揃えていらっしゃる印象でした。
基本的に僕たちの場合は、最初はChampagneから入り、2、3本赤のフルボディを出していただくことが多いです。お任せの場合おそらく赤のボトルでも原価4000,5000円のボトルが多い気がしますが、これは客層によって変わってくるのかもしれません。僕たちはまだ若輩者ですので。

夏といえばこちらが目当てでくるお客さんも多い、鮎の塩焼きです。よく屋台とかで鮎の塩焼きを食べますが、まあこちらは別物です。形容し難いものがあります。ただ単に語彙力が無いだけですが。

一人2尾いただくことができます。ラッキーな人は子持ちの鮎がいることもあります。時期にもよりますが初夏はあまり子持ちの鮎が多くない印象ですがどうでしょうか。通常と比べると、クリーミーなニュアンスも感じ取れて、また違った味を楽しむことができます。

魚の開きです。名前は失念いたしました。

おそらく蓬莱ます(奥)と何かの刺身です。とても美味しかったのを覚えています。

こちらは猪の肉団子です。これは本当に絶品です。マスタードをたっぷりつけて食べた後に、シャンパンで喉を刺激してみてください。飛びます。

この日は上の天ぷらともう一皿天ぷらが出てきました。もうすでにお分かりかと思いますが、かなりの量が出てきます。

そして上がウリ坊のロース、下は蝦夷鹿。ウリ坊はほとんど出てこないようですが、この日は運よく出会うことができました。

ここら辺のゾーンはやはりブルゴーニュのピノが本当によく合いますので、飲める方は是非とも飲んで頂きたい。

猪です。

そしてついに鰻が。ご飯も出していただき、鰻単体で食べるのも良し、ご飯に乗っけて鰻丼にするのも良し。自分がどのように食べたかは忘れました。

最後は鍋物で、鮎の出汁を使った鍋が出てきたと思います。本当に満腹でしたが、美味しく最後までいただくことができました。


全ての写真を掲載しているわけでもなく、記憶を頼りに説明(わからない時はしっかりわからないと書いてありますので)しているので、おそらく今年の夏行かれた際はまたラインナップが変わると思います。
ですが、大まかの流れを知っておくことで、ある程度は臆さずに楽しむことができるのではないでしょうか。
ちなみの当の本人はガチガチでした、ご迷惑をおかけしました。

夏は野菜、刺身、魚、ジビエがバランスよく出てくるイメージです。初めていくとなると夏が最もいいのではと思います。

コロナ禍でなかなか遠方の美味しいご飯屋さんにいくことができませんが、それと同時に飲食業界もかなり苦労されていると思います。コロナが終息するまでのこの期間に、ご飯欲を高めに高め、時期が来たらぜひ皆さんで欲を解放し、お店の一助となれたらなと思っています。

長々と書きましたが、文章力のない拙い文面を読んで頂きありがとうございました。(センター試験で国語104点)
ぜひ美味しいところの情報を共有するとともに、なかなか敷居が高くて行きにくいところの内情を伝えることで、多くの人が名店と言われる所以を実感できる機会の一助となれたらと思います。

どうもありがとうございました。柳家さん、また再訪させていただきます。   

 

コメント