✳︎概要
▽住所
岐阜県瑞浪市陶町猿爪573-27
▽Access
駐車場あり
中央線瑞浪駅からタクシーで20分(片道約4000円/台) 瑞浪駅から無料送迎あり
▽営業時間帯
昼・夜
▽予約
完全予約制
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前回に引き続き、今回も柳家さんで秋バージョンをお伝えできればと思います。
では参りましょう。
まずは前回に引き続き鮎です。僕が訪問させていただいたのは10月の頭でしたが、この時期はまだ鮎が取れて、さらには子持ちの割合が多かったように思います。子持ちはやはり雄の鮎よりもクリーミーで個人的には好きです。が、二匹とも子持ちだと少しお腹にきてしまうかもしれないので注意です、仲間内でうまくやりくりしましょう。
そして、秋といえば、きのこ。その中でも誰もが知っている高級きのこと言えば、そうです、松茸です。
この松茸、一本で1万弱はくだらないそうです。もうすでにコースの金額を超えてしまいます。。
店長さん曰く、この時期は取れるものによっては赤字だそう。コース金額はどの季節も一定なので、いいものが取れればそれだけコストパフォーマンスが(客側にとって)上がるおっしゃっていました。
何が取れるか分からないのはジビエならではですが、この松茸も必ず秋だから出せるというわけではないとのことで、運もあるようです。
そして、松茸の奥に佇むのは、松茸よりも希少性が高いと言われる老茸です。僕は初めて聞きました。
松茸のあの風味とは違い、もっと渋みがあり、奥深さを感じるきのこです。おそらくここでしか食べる機会がないのではないでしょうか、少なくとも僕は出会うことがありませんでした。
一人一本出していただける松茸です。4つに割くことができ、割いた瞬間に松茸の香りを感じることができるほど香ばしい記憶があります。これに関してはもう言う事ありません、散々いっていますが。
そしてきのこの天麩羅です。かなり量が多いんです、実際。時計回りに左から。。。。と教えていただきましたが、すみません覚えていません。老茸は含まれていて、先ほど焼きで食べた時の風味でわかりました、それだけ異質だったという事でしょう。
こ、これは、なんでしょう?笑
失念いたしました。
この日はブルゴーニュのgevrey chambertinをいただいた記憶があります。
ゆらゆらと揺れる囲炉裏の中の炎と、香ばしいジビエの焼きと、gevrey chambertin。
飛びます。
おそらくこの赤身は鹿のロースでしょうか。蝦夷鹿でした。
猪のロースです。夏と比べて少し脂身が多いのは冬に向けて脂肪を蓄えるからですね。僕はいつでも脂肪蓄えられますけどね。
なんと、鰻まで。贅沢すぎる。実は一度に全てを味わうには秋が一番なんです。それも10月の頭。これは内緒にしておきたいのですが。。ただでさえこの時期は予約が取れません。でもここまで読んでくださった方がいるのであれば。
最後はきのこの炊き込みご飯。お腹いっぱいなのにおかわりしました。
いかがだったでしょうか。岐阜県の瑞浪というところは本当に田舎です。しかしミシュラン2つ星を獲得しているという事実からは、料理は立地じゃないし、その土地ならではの料理、背景なども含めて楽しむものだということを感じます。
おそらく東京などの都会はたくさん美味しい料理を提供してくれる場所があるでしょう。群雄割拠なのも間違いないと思います。しかし、本当に山の麓にある、お店の灯りしか灯っていない、空を見上げたら本当に綺麗な星空が見える、そんな喧騒からかけ離れた土地で、世界的に認められているものを味わえるというギャップ。
そろそろ行きたくなりましたか?
次回は冬をお伝えできたらと思います。
長々と読んでいただきありがとうございました。こんな時期ですので、お身体にご自愛ください。
健康面で相談があればお気軽にご相談ください。
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