高血圧管理のためのHOME BPデジタル介入は、通常のケアよりも1年後の収縮期血圧のコントロールが良く費用対効果が良い
1年後、552人(88.6%)の参加者からデータが得られ、残りの70人(11.4%)の参加者については入力を行った。平均血圧は介入群で151.7/86.4mmHgから138.4/80.2mmHgに、通常ケア群で151.6/85.3mmHgから141.8/79.8mmHgに低下し、収縮期血圧の平均差は-3.4mmHg(95%信頼区間-6.1~-0.8mmHg)、拡張期血圧の平均差は-0.5mmHg(-1.9~0.9mmHg)であった。完全症例解析では結果は同等であり、有害事象は両群間で同様であった。試験内の費用は、1mmHg低下あたり11ポンド(15ドル、12ユーロ;95%信頼区間6~29ポンド)の費用対効果の増分を示した。